末人独行記

いまさら真人間に、とは言わんが独立して生きたい

母親は死んだ方が良い

私の母親はそれはそれは酷い人間であった。

精神的な虐待を受けて育ったといっても過言ではない。

 

貧弱なフィジカルやどうしようもない顔面なども

全て母親ゆずりであるところも絶望を助長するには十分すぎるほどだ。

 

私の母親のひどさを表現するには、圧倒的に文学的比喩が必要だ。

しかし私にそれを記述する才がないことが悔やまれる。

ともかく、食いものには困ったことはないのではあるが

文化的、愛情的、人間味的に砂漠地帯に育ったのである。

我々3兄弟は!なんということだ、そして自分の立つ足元が

カラッカラに乾いた砂漠であるということに、この世に水や果物といった

人間味のある瑞々しい豊かさがあるといったことさえ認識できずに

少年になり、青年になり、大人になり、恋愛をし、仕事をして、

おじさんになって今に至るとは!!!

 

絶望だ!絶望だ!絶望だ!

 

はやく死んでほしい。

 

遺産だけは欲しい。

 

それは我々3兄弟の受けた精神的な苦痛に対する当然の慰謝料なのだ。